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芳賀 芳範; 山本 悦嗣; 稲田 佳彦*; 青木 大*; 天谷 健一*; 池田 昌隆*; 榊原 俊郎*; 大貫 惇睦*
Journal of the Physical Society of Japan, 65(11), p.3646 - 3653, 1996/11
被引用回数:27 パーセンタイル:79.31(Physics, Multidisciplinary)重い電子系の超伝導物質UPdAlの単結晶が育成され、正常状態及び超伝導状態の性質が調べられた。正常状態ではc軸方向に開軌道が存在することが磁気抵抗測定によって示された。超伝導状態ではフラックスフロー状態の電気抵抗が初めて測定され、相図が調べられた。この結果、いわゆるFFLO相の存在は否定された。また、上部臨界磁場直下の磁化を精密に測定することにより、GLパラメータKが温度とともに減少することが確認された。これは通常のふるまいとは正反対であり、常磁性効果の大きいことを示すものである。